ヴェネの目が赤い理由 ヴェネの心理
アルビノスキーだけど
それだけじゃありません
彼女の目が赤いのは彼女に生を実感させるため
朝起きて鏡に映った自分の目を見ると血が流れているのが実感できる
自分は生きてる
SAのみんな
家族
連合政府の市民
帝国の国民
共和同盟に属する人々
それらはみな自分と同じように生きているもの
自分と同じように血が流れ
幸せを望み
痛さを知り
自分と同じように生きているもの
なぜ傷つけあうのか
なぜ憎しみあわなければいけないのか
無駄に考えます
失うものもあったけど
開戦前までは普通の一般市民でした
復讐やら
失ったものの無念を晴らすとかいう
心情っていうやつはたぶん理解できません
理解しようとしますが
きっとそれらの人の悲しく深い深層心理まではわからないと思います
家族、軍役前の友人も健在ですし
しかし
彼女には家族をはじめ守るべきものがあります
復讐などに突っ走る強さではなく
大切なものを守りたい
そういう強さを彼女は持たせたいです
守るべき人は、生きている、生きて血が流れている
彼女は自分の目を見るたびにそういうことが頭の中をグルグル回ります
また反面
それゆえ敵機といえど撃墜時などはひどく心を痛めます
彼女の目の色は血の色で
生を実感させる色
彼女の目にうつる人々は
できることなら全員守りたいと願う対象
彼女の目の色が赤いのは
彼女をとりまく生を実感させるため
たぶん
知り合いが死んだらめちゃくちゃ泣く人だと思う
寂しいとか
もっと話したかったとか
自分にもっと力があればとか
約束を守れなかったとか
なんかそういう感情に押しつぶされる人だと思う
むしろそんな感情的な人であってほしい
でも心が強い
その人たちのためにも生きる
そんな前向き(?)な人であってほしい
生に執着する
戦争をすることで最も甘い考えだと思うけど
ヴェネにはそういう考えを忘れないでいてほしいと思う
終戦(停戦)後
彼女はいろんなものを背負い生きていく
そんな生を歩ませたいと思っています
なんか皆さんPAその後について書いてらっしゃるので
別に隠すほどのものじゃないかなーと思ったので僕も書こうと
この先激しいネタバレの嵐
現時点で考えている、考えていたこと
終戦(停戦)後は退役
故郷に帰る(当初ネリア連れて帰る予定だったけど変更 一人で )
まもなく出産
４～５年はシングルマザーとしてすごします(夫が仕事で帰ってこないんですよ～：おもいっきり風)
後、癌発症
目の癌
先天性白皮症にも関わらず空を飛び続けたため
紫外線により目の内部が破壊されていたとか
軍役中からその傾向が見られたが他には隠し飛び続けていた
守るためとか言いながら
その後失明
医者にかかったときはもう体中に転移してたため手遅れになっており
死を待つのみ
本人が悔いていることはわが子を一人にしてしまうこと
もっと子供と一緒にすごしたかった
子供の成長を見届けたかった
そこで彼女の生は時間をとめます
戦時中は幸せだったとはいえませんが
戦火の中垣間見た愛
またそれにより授かったあらたな生
そしてわが子と過ごした数年間
それらは間違いなく幸せだったでしょう
『いろいろあったけど私は幸せに生を全うしたよ』
彼女ならそう言ってくれるとおもいます
そう言ってかつて別れを告げたものたちのいる場所へ
照れくさそうに笑いながら歩んでいくとおもいます
なんというか
中の人が
甘ちゃんだからこういう考えしか生まれません･･･
ヴェネは幸せにしたい
甘い親心です
以下妄想願望
ヴェネをせめてみとってやってほしいよアロ
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